黄金の月


  ぼくの未来に 光などなくても
  誰かがぼくのことを どこかでわらっていても
  君のあしたが みにくくゆがんでも
  ぼくらが二度と 純粋を手に入れられなくても


それでも結婚しようだって!きゃー!シカオえろいなー。
やばい。あらためてただただ超いい歌詞。そして超いい曲。
「〜ても」が仮定法でありながら起こりうる現実であるという奇跡ね。
ま、結婚したことないのにわかった口もきけないけど。


この曲(スガシカオ「黄金の月」)初めて聞いた場所をすごく鮮明に覚えていて、それはJR国立駅前のマックだ。土曜日に学校終わってみんなでだらだら昼飯食べてて、僕は高2。有線放送からしゃがれた声が聞こえてきて、その瞬間耳がとびついたんだった。僕の情熱は今やとか歌ってて、スガシカオのことなんてこれっぽっちも知らなかったのに、気になって気になって、何とか歌手をつきとめた。そして家の近所のレンタルCD屋でシングル借りてきて、ひたすら聞いてたな。


あの頃の僕は<ファンク>という思想はおろか音楽としてのジャンルすら知らなくて、歌詞の意味も今とはずいぶん違った意味で解釈してて(つまりなーんにもわかってなくて)、それでもこの曲大好きだった。そして今でも大好き。


ま、くだらない思い出話でした。