I wanna dance with you.

A perfect day for nice "date"s。すてきなデートにうってつけの日。ってことでデートについて。
女の人って「女同士で会うこと」を「デート」って呼んだりする。もちろん、本来的にデートは「日時や場所を定めて異性と会うこと by 広辞苑」だ。あれって最初に使い出した人は「確かに会う相手は男の人じゃないけど敢えて言います、これだって見ようによってはデートなんです!文句でもあって!?」的な宣言によってシニカルな笑いをもたらそうとしていたと思うし、その発想の転換たるやすばらしかったと思うんだけどいつの間にやらその言葉が一人歩き、世間の女性たちは女同士で会うことをこれでもかってくらいにデートデート言ってる。猫も杓子もデートデート。げに女性の発想はわけがわからん。



しかしこの問題は僕にとっても決して対岸の火事などではなく、ここ最近に至って男同士も「デート」と言い出しており事態は混迷を極めている。この前○○と昼飯食ってさー→この前○○とデートしてさー、てな具合でうそぶく男達が後を絶たない。
学友であるDJ サクセスに至っては「遊びに行く」「楽しいことをしにいく」という、明文化されてはいないもののニュアンスとしてあまりに重要な「デート」思想の根幹に関わる部分までをゆるがせにしており、ドトールで男4人で勉強会を催すことすら「デート」と呼び出す始末だ。おそるべしDJ サクセス、それあるいは「デート」の極北である。第1回 チキチキ デートはどこまでデートなのか!! そんな感じで、もはや「デート」という言葉はガキ使のオープニング企画の様相を呈している。世知辛い世の中になったものだ。


というわけで、ドトールで教科書なんて読んでないで語義通りの、「教科書通り」のデートがしたいと思う次第です。ご静聴ありがとうございました。