実家は人を堕落させる

だらけ過ぎた。
元旦の起床と同時にビール、お節を堪能しながら日本酒をあおり食後のしめは無論ビール。昼寝の後にまたビール、夕飯前に軽くあれこれつまみつつ日本酒。夜は夕飯を食べながらワイン。食後は途中うたた寝を挟みつつ日本酒を延々飲み続け、ビールを締めに就寝(2日のに午前5時)。続く2日も完全にこの調子。イエイ。


コタツの上にクエバン(医師国家試験用問題集)を免罪符として置きつつ、1ページ進むのに10分はかかっている。酔いも手伝い全く正解を導けない。これはまずい。
食べているものもイクラ数の子ウニするめに牛肉。傍らには常にエビス。尿酸値が2億を超したのではなかろうか。胃に落ちた魚卵から立ち込めるスメルは常に生臭く私の息を染めあげる。クエバンの効率は落ちるばかりだ。


振り替えるに去年最後の「忘年会」以来まともな勉強を全くしていない。だらけの結果医学知識はみごと抜け落ち、手元に残ったのは食べ過ぎによるコレステロールと尿酸値、オカマバーのDVD、ホストの名刺だけ。つまり、無。無の境地。


反省しなければ。明日からは受験生を演じなければ。なぜ正月をだらけて過ごしてしまったのか。なぜあの時の俺はオカマDVDに2000円も払ってしまったのか。人生は後悔の連続だ。


宣言、明日からはゲレンデが溶けるほど受験生します。