3日目

夏休みを利用して短いながらも帰省してきた。心の実家は苗場にある。つまり今更ながらフジロックの思い出を書こうと思う。見たやつをザザーと書きながら望郷の念にひたろうという寸法だ。かような自慰行為に身を任せるあたり,私もいよいよロックスターの風格をまといつつある気がしてならない。


見たもの

Double Famous
キセル
FOALS
THE GO! TEAM
キセル
CSS
ゆらゆら帝国
THE MUSIC
FANCY
Free TEMPO
安室ちゃん


ダブルフェイマスさんは,ヴォーカル(畠山美由紀)がFMのDJっぽい感じで絶妙におばちゃんくさく,それがまた雰囲気をだしていた。
キセルはほんと響きますね。山と心に響き渡りますね。あまりにすばらしかったので苗場食堂でのライブも観覧。
去年から数えても久しぶりの土砂降りの中,レッドの屋根を求めがてら今年一番好きな新人さんであるところのフォールズに。気取った趣味人みたいなイメージがちょっとあったんだけれど,想像していたよりもエモーショナルでバンドっぽかった。ギターもベースも構える位置が異様に高かった。つまりとてもイカしたライブだった。
ゴーチームは言うことなし。前に見たときと同じく楽し過ぎて失禁寸前。アルコールのせいという話もある。
CSSはひとめナマのラヴ・フォックスたんを見たかったので,眼福を求めて。まーライブからCD以上の感動が生まれそうな感じではなかったので苗場食堂のキセルに移動して,その後ゆら帝へ。ゆらゆら帝国,これがべらぼうに感動的なライブ。深くもぐり煙の中を漂う。
その後はミュージック,FANCYと流れたわけだけれど,共にジャンルとしては「バカロック」でありながら深い感銘をぐいぐい突きつけてきた。ゆら帝からの流れは「完璧」の一言と言わざるを得ない。
会場を後にすると,駐車場付近で安室ちゃん(Try me)を流しながらみんなで踊ったりへらへらしたりしている頭の茹だった狂人集団を発見。フジロックなのに会場の外で安室って!いやー,Try meはいつ聞いても超名曲。
てなわけで4日間おしまい。来年また里帰りしたいと思います。

写真



なんかならんで写真を撮ってもらっているカップルを,横から撮ってみました。




木道のミラーボールはときに目がつぶれるほどまばゆい。