まあまあお聞きなさいよ私のリアJ(リアジェイ)、ごめんなさい言い方がオシャレ過ぎちった、リア充っぷりを。午前は秩父でラフティング。知らない人のために簡単に説明しておくといちからラフテーを炊く作業のことをラフティングといって、これは愉快なアウトドア活動としての地位を日々高めつつある。川辺にコンロを持ち込み豚三枚肉を用意、皮についた毛をカミソリでさっと剃り落としたらまるごと湯洗い。その後小一時間ゆでて脂肪分を落としゆで上がったそれを一口大にカット、鰹だしに隠し味の泡盛少々をはった鍋に再度入れ中火にかけ砂糖・醤油も入れて煮こんだ。最低でも1時間は煮込みたいところなので待ち時間を利用し仲間達とゴムボートに乗り込み急流を下る。心ゆくまで水にまみれ川と遊び風を読み森の緑に聞き入ったところで肉をつまみ、くずれるくらいに柔らかくなったことを確認の上で強火にし艶をだした。いやあ楽しかったなあ、特に待ち時間が。ここまで面白いと、待ち時間のことだけをラフティングって呼びたくなっちゃうよなあ、まったく。


さて何が「充」ってその後は特急で東京に戻りリキッドルーム相対性理論プレゼンツなライブを鑑賞してきた。超満員。ちまたで話題のかのバンド以外にも2組が、つまり以下の3組が登場。tksnの日記からコピペしたから間違えてたらtksnのせいだ。

sim:大島輝之(guitar, composition)、大谷能生(computer, electronics, etc.)、植村昌弘(drums)
渋谷慶一郎(ATAK)
相対性理論


simと渋谷慶一郎を聞きながら私は恥じた、ラフテーの食べ過ぎで口の周りが茶色くベトベトの自分を。考えてみたら大学の恩師(大谷能生の授業に学部違いでもぐっていた)までいるにも関わらず、ろくに下調べもしないで「相対性理論以外はsimもATAKもよく知らないから口の周りべろべろなめるのを肴に焼酎でも飲んでればいいさー(沖縄風イントネーションで)」とたかをくくっていた私。びっくらこきました。リズム・調性・構造、全てわたしの理解のレベルを超えていたのだけれど、それでもとにかく刺激的で美しい。相対性理論みたさにやってきたキッズの半分くらいは完璧に置いてきぼりと思われる。しゃがんで携帯いじってる人とか結構いたしな。


お目当ての相対性理論のすばらしさは、項を改めることにする。演奏はへたくそだけど面白かった。
その後チケットを融通してくれたtksnと近場のイタリアンで飯を食いワインを飲み氏の邸宅に軽くお邪魔し、帰宅。Tシャツを脱ぐとそこには昼間に剃った豚の毛が…。