フジ '09 1日目

観たのはこんな感じ。

Curly Giraffe
EBONY BONES!
SAKEROCK
Rafven
ジャンベ叩き)
ハナレグミ
TORTOISE
GONG
SIMIAN MOBILE DISCO
oasis
GANG GANG DANCE


今年もフジロックが始まった。
もう3年くらい前になるだろうか、終電を降りた私の目の前、JR御茶ノ水駅の右プラットホームで鉄柱をぐいぐいと押し続けているサラリーマンがいた。その時は不可解を感じただけだったあの行動も今なら飲み込める。鉄柱を押し地球を逆回転させ、乗り過ごした電車に何とか乗ろうとしていたに違いない。フジが始まるまでの一週間、一刻も早く苗場に向かいたい私は少しでも地球の時点が速まればと、はやる心の中であの鉄柱をひたすら押し続けていた。ただし件のサラリーマンとは向きが逆だ。早く来い来いフジロック


さて初日。とにかく雨が降りまくってくれちゃった1日だった。ほとんど一日中雨風にさらされ続けることになるということは…ゴアテックスNASAのすてき素材のおかげで快適な雨天フジライフを満喫することができました。それでも疲れるんだけどな。
今回は新機軸、いつもはバスやら新幹線で向かうところを、マイカーで苗場へ。車を走らせ、三国峠を抜ける。清志郎が自転車をこいだ道だと思うと少し感慨深い。ただし当直明けの朝に慣れぬ運転をこじらせたせいか、会場へ着いてさっそく焼酎をがぶ飲みしたところ風雨の中でガン寝してしまい、それはゴアテックス・レインスーツの機能評価としては申し分のないトライアルではあったものの、おかげで離婚直前のCHARAを見逃すという大失態…タイムマシンは来ない…。


ジラフ、雨のヘヴン幕開けとして最高。エボニーは「エボニー」「ボーンズ」という名前の「なんだかただ者でなさそうさ」がピッタリなライブ。研修医時代の同期であるまっちゃん(女性)に顔がとても似ている。

というか、私自身が化粧をするとこんな顔になる。
サケロック、レーヴェンはとにかく楽しく、これぞフジロック!と満喫気分。ハナレグミのgiftedな声は野外にぴったり。トータスとゴングはオトナな感じでなかなか。シミアンで飛び回る。
オアシスが実に良かった。新譜からも良いけれど、やはり1st、2nd時代の曲がハートをわしづかみ。セットリストを見れば、それだけで伝わるに違いない。マスタープラン、スライダウェイあたりからすごかった。

1 Fuckin' In The Bushes
2 Rock n Roll Star
3 Lyla
4 The Shock of the Lightning
5 Cigarettes & Alcohol
6 Roll With It
7 Waiting for the Rapture
8 The Masterplan
9 Songbird
10 Slide Away
11 Morning Glory
12 My Big Mouth
13 Half the World Away
14 I'm Outta Time
15 Wonderwall
16 Supersonic
17 Live Forever
18 Don't Look Back in Anger
19 Champagne Supernova
20 I Am The Walrus

GANG GANGが幻想的ですごく良かったな—。と言いつつ最後の方立ちながら寝てました。1日目終了!

写真


毎度お馴染みのゲート。今年はあいにくの雨模様からスタート。



御供として尊い御身を川に供する仏様。おかげさまで、次の日はバッチリすぎるくらい晴れました。ありがとう!



一瞬の晴れ間がとにかく嬉しい。これも仏様の御心のなせるわざか。



ジャンベ叩きがすごく楽しいストーンサークル。雨宿りにもなって嬉しかった。



大道芸を熱心に見入る、頭がフジロックの人。あんたの頭の方がよっぽど見世物だよと誰しもが思ったに違いない。



とにかく雨!地面は信じられないくらいにぐっちゃぐちゃです。



シミアン。雨もあって超満員。楽しかったなー。



パレスのブランコに興じるガール。これを撮って会場からひとまずさようなら。