1リットルの涙

バイトで見られないんだけど、CMでやってる沢尻エリカ超かわいいな。
最近のアイドルって、「現実味がある」っていう「アイドル=偶像」っていうそもそもの語源からしたら語義矛盾も甚だしい、極めてチャレンジングな概念に挑まなくてはならない存在で、例えば長澤まさみなんかはまさにその急先鋒だと思うんだけど、ものすごく美人で年齢もあいまってキュートさも兼ね備えて鬼に金棒かわいいのに、極だった特徴がないから何だか現実に隣のクラスにいそう、ってところで輪をかけてあんなに神がかってかわいいんだと思う。あんな南ちゃんがいたら誰だって喫茶「南風」に呼吸を止めて1秒あなた通いつめますよ。
で、沢尻エリカはも、もんのすごくかわいいくて、かてて加えてむしろアイドルとしての「奇形」(全体として見ると信じられないくらいかわいいんだけど、1つ1つのパーツやそのバランスは何だかヘンテコ)を孕んでいる時点でもうもんのすごいアイドル顔だと思う。偶像はいつだって奇形と共に生み出される。しかも沢尻エリカの場合にも「現実味」、彼女をアイドルたらしめているその「不細工感」がそのまま「現実味」として機能しているんだと思う。「不細工=奇形」の度合いが絶妙で、比喩的な意味で「見る角度によってはそれもまたかわいい」っていうところがすごいんだと思う。現実にいる女の人を好きになるとき、完璧な人なんていないけど、変な所・欠点に対して「そういうところがかわいい」っていう見方をするケースがあるけど、まさにそれ?
にしてもうーん、自分は何を言っているんでしょうか。特別アイドル好きってこともないし、しかもアイドルの何たるかとか全然知らないしな。ま、俄(にわか)アイドル論でした。