2008-01-01から1年間の記事一覧

さらば2008

今日をもってついに救急医学科での研修が終わった。選択期間の延長を含めて半年間お世話になったことになる。率直に、大変だったけれど楽しかった。いつかどこかで救急医学をまた学びたい。怒られまくった分の力もついた。叱られている時は心を閉ざし、ボク…

「レコ大」化してしまった…

その言葉が取りざたされ始めた時から不安はあった。路上。それは「ストリート」でなく「道ばた」でもなく、サクセスストーリーの揺籃としてある独特の意味合いを付された「路上」。今年のM-1グランプリの感想を書いている。つまり私はNON STYLEが優勝するさ…

連休

私の理解する範囲で述べさせてもらうと、「振替休日」とは人間の「休み切れなさ」にその根拠が置かれているわけでしょ。たとえば今週のように祝日が日曜日と重なってしまった場合、そこが人間の悲しき限界、祝日と休日とのダブル休み体制をたったの24時間で…

咲くLOVE

ヒトに本来的な心の弱さ、つまりときにはこぼしたくもなる愚痴や泣き言。それらを含め内なるネガティブな感情、嫌いなあれこれについて話をするのは私の好むところではない。えてしてそれは非生産的であるばかりでなく周囲にもマイナスの感情を振りまき、全…

one month off

思えば丸々一ヶ月も更新しなかった、自身の生活そのものとも言えるこのブログを。時間が無かったわけではない。私が日記を書くときそのスピードはおよそ1時間1000文字程度であって、これはおそらくブロガー業界においてかなりのスロウペイスとは思われるもの…

ナッシング・トゥ・ライト

日記を書こう。内容どうこうではない、とにもかくにも文字を連ね「更新」を形として残すことが大切だ。何せもう1ヶ月近くもこの場所を放置している。当直が立て込んでいたことも直接、間接の影響を与えていようが、書きたいことが全然浮かんでこない。仕事の…

ロケチリ

舞い上がっている。浮かれモードを抑えきれない。隠しても仕方ないから言うけれどね、というか、言いたくて言いたくてたまらないから喋ると脇毛が全部ヒジキになる呪いにかかっていたとしても自主的に言うんだけれどね、Rocket or Chiritoriさんからコメント…

バースデイ

今日で28歳になりました。いい大人です。そろそろ、アロマセラピーをアロマテラピーとか言って気取ってんじゃねえぞこのコノヤロー!といったどうでもいい憤りから引退したいです。未だにそういったムダなかっこつけを許容するキャパシティをもてません。世…

延長

原因不明のアレルギーに悩まされている。徹夜に重ねた心臓マッサージでくたくたになった体に缶ビールを携え、すでに1年半を暮らした研修医寮のドアを開けばそれはゆっくりと訪れる。雨を待つ日曜日がそれと気づかぬスピードで湿気を増していくように、私の体…

桜吹雪の

いやあ、充実の24時間テレビでしたね。エドはるみが100km走りきってランニン「グー」とかおきまりのジョークをいうシーンはなんだか笑いを超えて感動すら呼んでいたし、100kmマラソンの応援に森口博子とMieが「負けないで」を歌っていたけれど定番とはいえや…

まんぷく

当直がたてこんでいて日記をつける時間もなかなかとれなかった。お盆に実家に帰ることもできず(心のふるさと苗場には万難を排して帰郷したが)、併せて小中学校来の友人たちとも顔を合わせることもできなかった。 当直の日と当直明けの日がひたすら交互に続…

summer sonic '08

サマソニ東京の2日目に行ってきた。生まれて初めてのサマーソニック。 mixiって前日から慌てだしてもチケットなんとかなるのね。なんの権利のあってかなくてか「良識派」の方々が「サマソニのマナーを考える」みたいないけ好かないことこの上ないタイトルの…

フジの思い出

各日の分をちゃんとした日付に移動。おそれおおくも☆やコメントをいただいたのでこの日付はこの日付で残しておきます。

3日目

夏休みを利用して短いながらも帰省してきた。心の実家は苗場にある。つまり今更ながらフジロックの思い出を書こうと思う。見たやつをザザーと書きながら望郷の念にひたろうという寸法だ。かような自慰行為に身を任せるあたり,私もいよいよロックスターの風…

2日目

見たもの eastern youth 凛として時雨 PARA 鈴木慶一と曽我部恵一 PRIMAL SCREAM LETTUCE PRINCESS SUPERSTAR EROL ALKAN 昨日の弾き語りが最高だったeastern youthを表敬訪問した後に,凛として時雨。ところ天国で焼酎飲んでたら漏れ聞こえてくる音があまり…

1日目

見たもの 中山うり DOBERMAN くるり OZOMATLI GALACTIC 吉野寿のソロ my bloody valentine DEXPISTOLS 電気グルーヴ kagami THE NEW MASTERSOUNDS 毎年の恒例に従いグリーン,ホワイトを通り抜け,もっとも愛するステージであるところのフィールド・オブ・ヘ…

フジロック

毎年この時期になるたびに同じようなことを書き続けている気がしますが、というか間違いなく書き続けているのですが、今年もFUJIROCK FESTIVALに行ってきます。待ち焦がれました、去年のそれが終わってからの362日はまるで燃え尽きた余生そのものでした。地…

前夜祭

昨年踊れずじまいだった念願の苗場音頭(正しくは三国音頭)から今年のフジロックは始まった。やっぱ実家に帰ってきたんだったらこれ踊らないとねー。 写真 花火もきれいにあがって私の帰省を祝福していた。私の帰省だけを祝福していた。こういう自意識過剰…

サマー・バケーション

暑い。暑いよ。この火曜日から夏休みをいただいている私はたける夏をそれなりに謳歌しているのだが,病院を一歩出て何がびっくりって世の中では梅雨明けの暑さがこんなにも威をふるっているという。あろうことか私の住む部屋のエアーコンディショナーが絶妙…

つられてしまうの

前回のエントリでもちらりと触れたように現在私は救急部をロウテイト中である。そこで今日は病院随一の集中管理体制がしかれるIntensive Care Unit略してICUにおける日常のヒトコマを紹介しようと思う。みなさーん、院内のほがらかエピソードや研修医ナマの…

ホットライン

上半期と下半期のさかいめの月替わりをもって、小児科での研修が終わり救急部での研修が始まった。 小児科はとにかく楽しかったなー。看護師さんの雰囲気がばつぐんに良くて、病棟の壁には目がつぶれるくらいたくさんのアンパンマンが飾ってあるかと思えばプ…

鹿

とっくに東京に帰ってきてはいたんだけれどパソコンの調子が悪かったり友人の結婚式があったり(おめでとう!)飲み会だったりパワーポイントいじっていたりととにかく忙しくて、日記を書く時間はないし学校ないし家庭もないしヒマじゃないしカーテンもない…

あをによし

小児救急学会に出席するため奈良に来ました。すみません嘘でした、ラストフレンズの最終回を奈良で見るツアーのついでで学会にも参加するというのが正確です。退屈な毎日が急に輝きだしました。 カナダに続く学会行脚、移動費交通費もばかにならず貯金が底を…

マジックアワー

そいつを逃したときの最高の方法を知っているかい…それはね、ただ、明日を待つことだよ…。 この週末に三谷幸喜の「ザ・マジックアワー」を見てきましてこれが実にあたたかなユーモアにあふれた作品、感銘と言うには大袈裟だけれど何らかの形で感化を受けた私…

皿を隠す

もはや旧聞に属す話ではあるけれど今年の関東甲信越地方は例年に比べずいぶんと早く梅雨入りしたらしい。ここの所たしかに雨が目立つ。街並みをとりどりの傘がいろどる風景がぐっと「さま」になってきたような6月の空模様。気圧の関係なのかこの季節あれこれ…

トロント

少し間が空いてしまったがカナダから帰国した。学会の「が」の字も知らない私がきなりトロントで「アメリカ胸部学会(American Thoracic Society)」とかいう、いかついことこの上ない場所へ出向くという、これは私の中ではある意味ウルルンばりのイベントで…

ラブレター フロム 俺

本日15時のフライトをもって、カナダはトロントに発ちます。生まれてこのかたガリ勉一筋、恋の御堂筋で通してきた私としては遅すぎる学会デビューといえなくもないですが、はれて私も学識者の仲間入りとあいなるわけでトロントからはナイアガラが近いなあと…

もしもし

アノマリー(anomaly)という言葉がかの国にはあり、一般の文脈では「例外・異例」という訳を付されることが多いかと思うけれど医学の世界では「奇形」という訳語をあてられることもしばしば。児のつつがない成長を見守ることを本分とするわけだから小児科に…

100色はくだらない。わかばの季節に町をあるけば駅までのたった四半時間は実に様々なみどりであふれていて、そこはみどりの王国でありシンフォニーでありカーニバルであり、照らされてはあざやかにきらめいて、目にうつる色とりどりはみどりだけで100色はく…