雑感

今日気になったこと２点

１：ソラニン

２巻（完結）読んだ。中盤は、浅野いにおが、いつもだったら「風景」とか「表情」で語るであろう部分（このマンガでは、「何だか大人になりきれない青臭さ」←ほめ言葉だよ！）を言葉であまりにそのまんま書いちゃってて、彼のマンガとしてはちょっともの足りないかなあ、なんて思ってたんだけど。クライマックス（#26）で芽衣子がステージで歌ってるシーンは鳥肌立ちまくりだった。泣きそうになっちゃった。この人はいつもクライマックスを書くのが異様に上手い。
浅野いにおは究極の小田急線マンガ家だよなあ。小田急線を使って通学・通勤したことある人は絶対読んだ方がいいよ！小田急ライン大好き！

あとどうでもいいんだけど、ソラニンでもやはり「最高の演奏は<無音>のシーンとして描かれる」っていう音楽をテーマにした漫画の「伝統」が踏襲されてたな。「伝統」ではなく「限界」と言うべきなのかもしれない。音の感動を「音」として表現することは、漫画には不可能なのだろうか。

２：ジャンプ
今週号のジャンプの読者投稿ページ（ジャンプ魂）で「板尾創路」に「いたおそうじ」って振り仮名が振ってあった。はーあ？
ルビを振るのがコーナー担当者なのかどうかはどうでもよくて、とにかく、今の読者投稿ページがリニューアルする前（ジャンぷる）に比べて圧倒的につまんなくなったことを象徴するミスだと思った。