病院とナンシー関

ふくよか。を通り越して横幅より奥行きの方が長いナンシー関みたいな看護師さんって、何でどこの病院にも決まって一人いるんだろう(そして何で一人しかいないんだろう)。そういう人たちに限って動きがチャキチャキしてるのがまた不思議だ。実生活でナンシー的なスタイルの人と出会うことなんて極楽とんぼ山本が芸能界に復帰する見込みくらいほとんどないのに、病院内におけるこの奇跡の高遭遇率。一体全体どのようなバイアスがかかっているというのか。
ひょっとしたら大企業で一定数の障害者を雇わなくちゃいけないシステムみたいに、看護師さんの業界では「ナンシー枠」があるのかもしれない*1。病床数いくつにつきナンシーを一人雇うこと、貴重なキャラクター人材として篤く待遇すること、オペ中の医師に優先して汗を拭いてあげること、みたいな通達が厚労省からあるんだな採用試験の裏で。死してなお医療業界を覆うナンシーの影響力、おそるべしである。
とまあ、わざわざ大学病院の外で(来年一番研修医をやりたい病院で)一日実習を受けながらそんなことしか考えない一日だった。心ここにあらずだった。反省!

*1:看護師、障害者への差別をしたいわけではなくて、純粋に「話の構造として」の喩えです