book

レビュー

2007年、聞いたもの、読んだもの、見たものベスト。働きだしたら、びっくりするくらいにこういった「心の栄養」を摂取しなくなりました。来年の4月くらいに死ぬかも知れない。 アルバム 基本は2007年のもので。 次点:ゆらゆら帝国『空洞です』、スピッツ『…

シンセミア

ひさしぶりに死ぬほど面白い小説を読んだ。腹の底からわき上がる高揚感に打ちのめされた。文字を追うという行為がなぜこんなにも幸せなのかと感じ入った。なんでこんなにかんじをいっぱいおぼえなくちゃいけないの?将来子供に聞かれたらこう答えよう。それ…

北斗

近所のジャスコで「北斗の拳」を借りて家に帰ったのが21時、読み終わったのが25時。トイレに行くのも忘れ気が付けば4時間ぶっ通しで読んでいた。そこにはひたすら熱い、熱すぎて遠近法すら超越した男達のドラマがあった。キャラもセリフもストーリーも規制…

買い物

ぶらり本屋をのぞくと舞城王太郎の『好き好き大好き超愛してる』がノベルズ版で出ていた。既にハードカバーを持っているにも関わらず、気が付けば嬉々としてそれを買っていた。 好き好き大好き超愛してる。 (講談社ノベルス)作者: 舞城王太郎出版社/メーカー…

ハンパ

何にもすることがない(ホントは学校があるらしいという噂もあるにはある)から何冊か本を読んで、あまりに熱中度が違ったので、大雑把に10点満点で数値化してみる。お勧め度じゃなくて、あくまで自分の中での熱中度。 1:週刊少年ジャンプ29号(5/10 ☆☆☆☆☆…

何となく

今月号のミュージックマガジンの表紙(ムーンライダーズ鈴木慶一)が、くりぃむしちゅー上田晋也に見えて仕方ない。

範馬刃牙2

「バキ」の続編が、「エスパー刃牙」なのもやだな。

暗記

文庫化をきっかけに、色んな本で参考文献に挙がっていて前々から興味のあった『戦闘美少女の精神分析』を読んでいる。 僕はいわゆる「オタク」ではない(なろうとしてもなれない)のだけど、2000年以降くらいから急速に流行りだした(?)「オタク」を巡る言…

範馬刃牙

「バキ」の続編が、「銀座じゅわいよくちゅーるバキ」だったらどうしよう…。

最終回について思うこと

げんしけん、連載終了かー。確かに、4年間って大学ものとして丁度いいのかも。アフタヌーンを読みに今すぐ走りたいけど、耐え忍んでコミックまで待つことにしちゃうけなげな自分にほれぼれ。次が出るのを楽しみにしてるコミックがまた減っちゃうのが悲しい…

ダメ人間だもの

文庫で出たZOO(1巻目)の解説に、乙一と古屋兎丸の対談が掲載されてるんだけど、そこで伊集院光のラジオの話がかなりの分量を割いて出てきていて、しかもそれが非常によくできた伊集院論だったので、みんな読めばいいと思う。

叱られてしまったわけですが

「日本語を叱る!」って本。 まあ内容は置いておくとして(まあ★☆☆☆☆くらい…)、この著者の加賀野井秀一さんの「感性」があまりにすばらしかったのでここに記録しておきたい。やっぱ日本語のことを深く考えてる人は発想の次元が違うわ。色々と感銘を受けた部…

雑感

今日気になったこと2点 1:ソラニン 2巻(完結)読んだ。中盤は、浅野いにおが、いつもだったら「風景」とか「表情」で語るであろう部分(このマンガでは、「何だか大人になりきれない青臭さ」←ほめ言葉だよ!)を言葉であまりにそのまんま書いちゃってて…

雑誌を削る

オクラホマ、今はまからん子泣くらん。来月から無職の我が身、貧窮に際し十二分に問答する必要に迫られている。ついラーメン屋で「全部乗せ」してしまう自分を見つめ直そう。清にして貧なるを是とし、慎ましいながらも日々の生活を過不足なく営めることに、…

おしゃれ手帖 第10巻 (ヤングサンデーコミックス)作者: 長尾謙一郎出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/02/03メディア: コミック購入: 1人 クリック: 31回この商品を含むブログ (25件) を見る おしゃれ手帖の10巻読んだ。神がかってた。 ギャグマンガなのに…

下流社会(ISBN:4334033210)

下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)作者: 三浦展出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/09/20メディア: 新書購入: 2人 クリック: 125回この商品を含むブログ (661件) を見る 今更ながら読んだけど、いやー、すごいわ。 みんな絶対読んだ方がいいよ!…

ぎゃぼ〜!

のだめ14巻。「ロック・オン」って感じでした。

あくたがわ

松尾スズキ、「クワイエットルームにようこそ」で芥川賞候補だってね。 僕は松尾スズキの文章アディクトだけど、小説はそんなに好きじゃないし、「クワイエットルーム」も「宗教が往く」も戯曲やエッセイに比べて明らかに面白くない(not funny じゃなくて n…

カニサキシュンイチロウ

バイト先の高3生徒たちにはいつも、最終回に本をあげている。 今日は全然終わらないバイト作業の中休みを兼ねて紀伊国屋に本を買いに言ったんだけど、マジ店員なめすぎ。 「谷崎潤一郎の春琴抄って在庫何冊ありますか?」って聞いたら、あろうことか谷崎潤…

新潮の表紙かっこいい

本屋ぷらついたら新潮と群像に舞城王太郎が!暮れの元気なダブルマイジョー! ウィヤッフォーウィ!! 即購入即ドトール。さあ読むかあ。

語ることのままならない恥ずかしさについて

ディスコ探偵の第2部読み終わった。相変わらずおもしれえなあ。 感想文を書こうとするとどうしても感動や感慨やあれやこれやを言葉にする必要があって、それって感想をリニアな(しかも、時に一元的ですらある)文脈に固定させてしまうことで、僕の内面に訪…

南海

巻頭の「しずちゃん袋とじ」見たさについ「プレイボーイ」を買ってしまった。他のグラビアの人全然興味ないのに。 http://wpb.shueisha.co.jp/mokuji/index.html 完全にのせられた。まんまとプレイボーイの策略にはまった形だ。脅威のまんまっぷり。どうでも…

あおいそらとそらまめ

西原理恵子の「営業物語(ISBN:4091792766)」っての買って、この中に入ってる「うつくしいのはら」っていう短編(西原理恵子にしたらかなり長いけど)がめっっっっちゃくちゃ良かった。ラスト3ページくらい鳥肌立ちまくりで、あまりの感動にそのまま2回目…

ぶたちゃんはあるいていった

今週のからくりサーカスめちゃくちゃよかった。とにかくよかった。藤田和日郎すごい。サンデー読んでて得した。少年誌を25才にもなって読んでいて本当によかった。

犬彦

「見ることの塩 ISBN:4861820499」が面白くって面白くって。内容はもちろん、文章が上手いっていいな。

Team Medecal Dragon

「医龍」まじ面白え!N里が学生控え室に持ってきてくれて読みふけりまくったんだけど、これは、おもろい。N里が6巻まで持ってきてくれてたから読んで、あまりに続きが気になったから思わず満喫行って9巻まで読んできてしまった! 出てくる人全員が魅力的。…

フィル合宿と島耕作

24日の夜、合宿所について早々に飲み始め早々に記憶をなくす。 トイレにもたれかかったり、トイレで寝たりしてたらしいや、あはは。お前は何歳だと問いただしたい。 思ったことのメモ。・重度の二日酔いではあったものの1日目だから体力余ってて、練習がす…

GOTH

実家に帰る時間と、旅行中のみんなが寝た後で乙一の「GOTH」読んだ。始めて乙一読んだんだけど、素直に面白かった。他も読んでみよ。

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上の美容院での話。一人で髪を切りに行くと恥ずかしくって見られないけど、今回は知り合いと一緒の美容院だったからって女の人向けの雑誌を色々眺めてた。いやー、前々から思ってたけど、女の人ってこの服がいいとかあの小物かわいいとかあのケーキがどうこ…

本棚バトン よく読む、または思い入れのある5冊

1:「ぼくんち」 西原理恵子 ISBN:4091792715 マンガだけど好きなものは好き。いまだに1巻を読み始めたら止まらなくなって3巻まで行っちゃう。3巻の最後の方は神がかりとしか言いようがなくて、愛情と笑顔とあらゆる不幸がこれでもかってくらいに詰め込…