ヒデちゃんの意味

日テレ「ラジかるッ」の司会者が今日は岡田圭右ますだおかだ)だった。中山秀征が夏休みということで代打を務めているらしい。面白いことを言いそうで全く面白くない芸能人、つまらないことで視聴者に安心感を与えられるポジション、という「負のピエロ」の文脈においてヒデちゃんの代役を探した時、確かにこれ以上の適任はない。キャストを選ぶ人の目は本当にすごい。と妙に感心してしまった。
あと、この交代劇が起きたのが日テレであるという事実がまた、何かを象徴しているように思えてならない。日テレは彼らのようなポジションをどうしても必要としている(だからわざわざ「ヒデちゃんのコピー」を期待して岡田を採用した)わけで、上手く言葉にすることができないのだけれど、その発想法はそのまま「24時間テレビ」という思想に繋がっていく何かであるような気がして朝から少し気が滅入った。「負けないで」の足音が今年もすぐそこまで聞こえてきている。