応用力

最近の反省に、勉強して色々と身につけた知識を他の場面で的確に使う力がない、というのがある。全く応用力がない。同級生が「〜だからこうじゃん?」みたいなことを言っていると何て頭がいいんだ!と感嘆驚愕することしきりだ。さすが天才たちのメッセージ。
まあ基礎知識が足りていないのも大きいかと思うのだけれど、それにしたって自分の頭のにぶさ回転の遅さ、総じて考える力のなさが末期的にヤバい。NASAで開発された何かくらいヤバい。


そして今日もあったのだ、そういうエピソードが。少々下品な話に聞こえるかもしれないが極めて真っ当な医学の話なので、どうか我慢して聞いて欲しい。
相変わらずのエヴリデイ、今日も今日とて本郷ドトールにて泌尿器科の勉強に勤しんでいた時のこと。「陰茎のどちらを背側と呼んでどちらを腹側と呼ぶのか」が答えのkeyとなる問題に遭遇した。そこで僕は、ええと、何と説明したらいいだろうか「刀で言ったら切れる方」を、何となく背側っぽいと考え(いい具合に反り返ってるし!)、晴れてこの問題に不正解のはこびとなったのじゃった。めでたしめでたし。昔話口調に意味はないが、とまれ「峰」の方が背側だったわけだ。あー知らなかった覚えよ。


話をここで終わらせるのは簡単だけれど日々是学習をモットーとする私、今得たこの知識を他に結びつけることはできないかとあれこれ考えてみる。他人事じゃないからな。人生と同じ日数連れ添ってきた自分の息子の話だからな。しっかりと応用できるようにならなくてはいけない。
ウンウンと唸り鬼の形相であれこれ考えつつ至ったとある衝撃の事実。これ、散々オットセイで見てるじゃん!あれで腹側背側わかるじゃん!ゲンダイの誇った国民的コミック「やる気まんまん」。かのオットセイから僕は一体何を学んでいたのだろう。日々の生活から学習できない人間は何をやってもダメだ。反省。
ここでも応用力のなさを露呈、自分を殺してしまいたい、故・横山まさみち先生に謝意を表したい。それにしても、チンコ→オットセイという天才的なエロ漫画を描いた人の死因が前立腺癌(key wordリンク参照)というのも偶然とはいえ何だかすごい。た、大将。