厚木のにおい

SWITCH買ったぜ。なぜって小泉今日子が表紙だから!この前のスラムダンクも買ったし、またもやSWITCHをジャケ買いしたことになる。うーん、思うように踊らされてんなあ。
まあ、とにかく小泉今日子の顔がとにかく好きなので、ぱらぱらめくるだけで大満足だ。


中でも厚木での写真(by 佐内正史)が嬉しい!今は離れてても厚木大好き。小田急線、新宿からがたごと揺られて本厚木駅に着くと、ドアが開いた瞬間のにおいでわかる。プシュハーってドアが開いて空気が車内に流れ込んでくる、ドアの前に立っている僕の鼻をくすぐる。ああ厚木だなってわかる。
電車のドアが開いた瞬間とか、空港に降りたって飛行機のドアを出た瞬間とか、あの瞬間の臭いが好きだ。本厚木には本厚木の、愛甲石田には愛甲石田のにおいがある。そうそう、このにおい。っていう感覚。2度目の沖縄で那覇空港に着いたときもそう感じたし、ちょっとカッコつけすぎだけど3年前にフランス行ったとき、ドゴール空港に着いてすぐに「そうだこのにおいがフランスだったぞ!」って体中が思い出した(小3の頃、親に拉致られて3ヶ月間フランスやらそこらをぶらぶらしてたことがある)。


小泉今日子も同じように厚木に何かしらのにおいを感じているんだと思う。そういう笑顔だ。育った時期も環境も違うから、僕のそれとは違ったにおいなんだろうけど、やっぱり同じように「におい」を感じているんだと思う/感じていてほしい。そういう気持ちにさせるとても素晴らしい笑顔だ。
あと、厚木と小泉今日子のそろい踏みに加えて、佐内正史の力もでかいかも。この人は「どこにでもある郊外のどこにでもある幸せ」に逆説的な魔法をかけて「特別な場所での特別な幸せ」にするのが本当に上手い。
ってか、まあとにかくあの顔が好きなだけなんですな。


今度帰ったら厚木をぶらぶら散歩してみよう。で、ゴミが軽く捨てられた川べりを歩いてああいう素晴らしい笑顔になろう。歩くべき川べりを持っているだなんて、何とすてきなことでしょうか。ありがとう厚木。ありがとう中津川フォーエバー相模川
と思いつつも、あれは顔の素材がいいから輝いて見えるだけだな。僕が散歩してにやにやしてたら不審者にしか見えない。ってか、厚木にも忍び寄る以上犯罪者の影!とかになる可能性が高い。ああ困ったもんだジレンマだ。