衣装は意匠

今日は試問も終わったから、ゆっくりお風呂で疲れを癒さなきゃ!!夜ふかし続きで疲れたお肌にうるおいをとり戻して、明日も360度好印象!買ったばかりのファーバッグで、明日は何だか出会いの予感?


ってことで風呂入りながら相も変わらずMORE読んでたわけだけど、別にファーバッグ買っちゃいないわけだけど、いやーホントに面白い。馬鹿にしてんじゃなくて心から面白い。読み終わって風呂を出たら驚き、2時間近くたってた。何やってんだ自分よ。
もう今年の3大愛されOLスタイルは完璧です。明日から院内で華オーラふりまいて好感度満点、フェミ派の私は愛され上手です。


自分が全く触れてこなかった世界・情報だから単純に面白言っているのもあるし、何より新しい言葉づかいを覚えられるのが喜びとしてでかい。


この雑誌で頻繁に使われる3種類の言葉があると思った。
華、姫、フェミ、愛され、好印象、もて、みたいなその人全体を彩どる「人イメージ語」。ゆる、ふわ、ふんわり、きれいめ、みたいな洋服の印象についての「服イメージ語」。ちょい太、美脚、肌見せ、きれい色、みたいな洋服の仕様についての「ディティール語」。
その3つが全部同じように洋服を形容する言葉として使われてるのが面白いなーと。
上にあげた言葉のうち「人イメージ語」「服イメージ語」はどんな服にも対応してて(どんな服にも対応する言葉が「イメージ語」なのかもしれない)、「ディティール語」は服の種類とのコロケーションが決まってる気がした。「ちょい太パンツ」はあり得ても、「ちょい太スカート」はないって具合に。
で、「人イメージ語」は毎年のトレンドが変わろうと何だろうと変化しない部分で、「服イメージ語」はトレンドが変われば変化する部分(自己の変化によってトレンドを変化させる部分でもある)なのかなと思った。そして、毎年のトレンドを語るための言葉が「ディティール語」なのかなあと。
シニフィエとしての「イメージ語」を実現するために洋服に込められたシニフィアンが「ディティール語」なのかもしれない。もちろん「ディティール語」は衣装を欲望する意匠によって形作られるわけだし、その意味では、意匠である「イメージ語」がシニフィアンで、「ディティール語」こそがシニフィエであると言えるのかもしれない。そしてそもそも、シニフィエシニフィアンの使い方が合っているのか分からない。


この構造が他の雑誌でも言えることなのか、それともMORE特有なのかわかんないから、他の女性誌も俄然気になる。コンビニで何冊か立ち読んでみる所から始めてみたい。
私はこれを買ってる、こういう点が好き、この雑誌はこういう読者層、など情報があればぜひ教えてください。結構マジなお願いです。よかったらよろしくお願いします。


にしても、徹夜でバイトの採点してそのまま寝ないで学校行ってレポート書いてその後バイトしてっていう充実した昨日(id:shoshoshosho:20051129)を「何もなかった」で切って捨てて、風呂でMORE読んで思った事を日記と言い張り嬉々として書いてる自分ってってどうなんだろうかと。