ゴミを拾う

サークル(東大フィルというオーケストラのサークル)の新歓、最終回。1年生が何人か入ってくれそうで嬉しい限り、新歓がんばった2年生、それを手伝った周りのみんな、本当にお疲れさまです。何一つしなかったから感謝くらいは捧げさせてください。


まあ酔ったり酔わなかったりで、一次会→二次会→umi邸→M岡邸という流れだったわけだけどM岡邸のゴミ捨て場みたいなとこで安野モヨコの「働きマン」拾ったよ!大収穫!


僕は「ゴミを眺める」、ひいては「ゴミを拾う」のがすごい好きで、ゴミ捨て場に楽しそうなものが捨ててあるとつい拾ってしまう。大概は拾ったことを後悔し足りないにもほどがある自身の清潔観念を呪いつつ次のゴミの日に捨てることになるんだけど、面白いものも結構拾えるんだよね。今まで面白かったものだと、本やマンガ各種は勿論のこと、うちに来たことある人ならお馴染み「まん丸の大理石の球」とか、どこぞの誰かの携帯のデータを保存してあるCD-ROMとか(拾っといて難だけど不用心過ぎるだろ!)。本郷で捨てられてた駒場時代のノートってのもあったな。あ、駒場時代ってのは東大の2年生までのことで、3年生から多くの学生が本郷に移住したりするんで、そのタイミングで捨てられてたってことね。字がきれいですごく読みやすい、そして何だか文系っぽいノートだったなあ、あれ。


ゴミには「ドラマ」もあるんだよ。6月の中旬くらいにに六法全書、各種法律論の本、さらにはLECのテキストなんか捨てられてたりすると「あーこの人は司法試験(一次)に今年も落ちて、司法試験の道を諦めたんだろうなあ」とストーリーが見える。CanCamとsmartとゼクシィが束ねられて捨てられてたりすると「あ、ここは今まで同棲してて結婚が決まったんだろうな」とか思う。←二例とも実話なのだ!


ゴミ最高!みんなももっとゴミ捨て場に注意を払うといいのに。そこには隠しようのない「人生」がある。ような気がする。みんなでチェキろう地域のゴミ捨て場、つうかさあ、上に書いたみたいな話を聞いてゴミ捨て場をのぞいてみたくならなかった人は好奇心が足りなすぎてダメだろ!てなわけで、次の燃えるゴミの日には萌えるゴミがあるといいなあ、なんてオヤジギャグを交えつつお休みなさい。