ルービー部

青学ってありますね、テニプリのやつじゃなくて青山学院大学。サザンに降谷建志、ラブサイケデリコ。大学生じゃなかったり知り合いがいなかったりでイメージが湧かない人のために説明しとくと、青学ってのは大学で喩えるならまあ青山学院大学みたいなところです。今日は青学に敬意を表し、ですます調で書いていきたいと考えています。


さてその青学での話、ケーナ吹きみたいな名前をした僕の知り合い(青学職員)がビール部(学校非公認、正式名称はルービー部)に所属してるらしくて、そこの部活動にお呼ばれしてきました。活動内容はもちろんビールを飲む、つうか何でも飲む。つうか酔えればいいんじゃね?推察するにその一点に尽きるようでして、しかも「部活」だから甘えとかは許されないわけですね。すごい会です。


さりとて考えてみるに元バイト先にもご近所づきあいにも全く同趣旨の会があるわけで、何で僕の周りにはこんなゴミみたいな人たちしかいないんでしょうか、あ、ゴミってのは「五味太郎」のことなんでかなりほめ言葉ですよもちろん。ともあれ人間関係と肝・胆道系酵素の各種検査値を見つめ直す時期が近づいてきているのかもしれません。


閑話休題、その部活動の話ですけど、違う飲み会(牛みたいな名前の牛を囲みながら、下ネタを肴にビールを飲む会。これまた楽しかった!)があった都合で僕は部活動に22時半から参加させていただいたわけでして、先輩方はみなさんすっかり、何つうんですかね、トータルワークアウトっていうんですか?さすが部活動、もう相当に自分を追い込んでらっしゃったわけです。次の日も仕事がある平日の夜に。


二次会はカラオケだったわけですけど、全員で椅子の上で踊り狂い、ドアを開け放ち廊下に向かってきっちり歌い上げ、何でだか室内で傘を差したと思ったらやっぱりドアを開け放ち廊下に向かって傘を差し、手拍子の振りしてとなりの奴に正拳突きしたりしてるうちに時間になりました。気が付いたら傘は蹴り壊されていました。あと、後転で逃げる人をでんぐりかえしで追いかけたり火がおこしたくなったから渋谷の街中で土下座しながら回転してたら終電がなくなったので、上述のケーナ吹きさんのお宅にお世話になりました、ありがとうございました。みんなめちゃくちゃに泥酔してたのに何だかんだ次の日9時に出勤してるのが偉いわー、って思ってたら、職場への道すがらタクシー止めて吐く人はいるわ、カラオケの記憶自体がない人はいるわ、やっぱ全然偉くないわー、ってなりました。いややっぱ仕事行ってるのは偉いですね。


にしても、その青学ビール部の人たちについてものっそい寝グセを抱え込んだまま青学キャンパスまで行ったんですけど、何なんですかあの大学は!なぜ、あんなにみんながみんなかわいいのでしょうか!ありえん!その仕組みを知りたい!ああー、この大学にいたら毎月好きな人ができちゃうね、と心から思いました。


というわけで以上、青学は「職員は全員ルービー部」「学生は全員マジかわいい」というイメージでいけば、地方出身者の人もなめられずに東京デビューを飾れると思います。