箱根八里

サークル後輩M上さんプレゼンツで箱根に!メンバーはそのM上に加えてS谷、008、バーチー、H川、遅れてA木、K牧、K藤。あと僕。運転してくれた008ありがとー!


いや、すごいのよ。何がすげえって泊まる宿が「M上家の別荘」だから!別荘ってのは日本人には「まだ早い」概念だと思ってたらなんすか、普通に別荘持ってる知り合いがいるじゃんかよっていう。しかもその別荘、うちの実家よりもリッチな作りで、玄関先に天使がたわむれてた。こ、ここは欧米!?


でも別荘よりも何よりもM上さんがすごいのよ!M上さんって本当に、化け物じみて「もてなす」というか「人をくつろがせる」のがとんでもなく上手なんだ。あらゆる行為を「相手のため」こそを究極の行動原理として実行できる人。だと僕は勝手に思っている。
人のためにと思って何かをやるときに、僕みたいなちっちゃい人間がついつい考えてしまう「こうすると良く見られるんじゃないか」みたいな薄汚い(いや、人間として自然だと思いたいんですけどね…)感覚を全然感じさせない人。彼女といると常に最高にリラックスして、何とも言えず幸せで暖かな気分になれる。彼女は「周りの人の幸せ」に徹底して奉仕してくれる。しかもその「奉仕」が全く押しつけがましくないの。きっとそういう感覚とか動作が内面化・血肉化されていて、一つ一つの所作に一切の無理/嘘がないからだと思う。心から、すごい!とんでもない才能(と努力?)だ。


彼女のそういう、本来の意味での「おもてなし」に触れるたび、こういう風になりたいな、でも自分はなれないな。そんな憧れと、なんつったらいいんだろ「ポジティブな劣等感」みたいなのに包まれる。M上さんのように「相手のこと」を行動の第一原理に据えられる人間になりたい。何年かかってもいいからなりたい。素直に羨ましい。でも自分で「こんなにすてきな人には絶対なれない」てわかっちゃう。頭がめちゃくちゃいい人とか、運動神経が抜群に優れている人とかを見た時の、どうあがいてもこうはなれない、っていう気持ちいいまでの「参った」っていう感覚。あれと同じ。やっぱ僕はつい欲が出て「良く見られたい」とか思っちゃうんだもの。M上さんみたいおもてなし屋さんになるなんて、僕には一生かかっても無理だ、すごすぎるもん。あーでも、やっぱ人として生まれたからにはああいう人になりたいなあ。


とにかく最高に楽しい、いや、楽しい通り越して「幸せ」な箱根行きだったな。夢心地でした。M上さん本当にありがとう!