勉強します

【前置き】
来年から研修医になりたい日本の医学部6年生は夏場に「マッチング」と呼ばれる言わば「就職活動」みたいなことをするのですが、そのためにあらかじめ様々な病院へ見学(顔見せ)に出かけます。
以下それについての雑感なので、超つまんないです。


【本文】
病院見学で訪れていた旭市から帰ってきた。とにかく健康になった。この2日間一切のアルコールを摂取しなかったこの身体、言わば「究極の健康バディ(KKB)」を携えて東京にカムバック、家につくや早速ビールをいなやオープン!美味い!
やはり東京は最高だ。「毒」とでも言おうか、空気は汚くて夜はネオンがうるさいし無駄にごみごみしていて気が休まる暇なんてどこにもない。刺激と誘惑目移りばかり、暮らしているだけで心が疲れてしまう。でもどうやら、今の僕にはそんな喧噪がピッタリくるみたいだ。KKBそっちのけで浴びるように飲む酒が何より美味い。


非難の意味、ましてや悪口のつもりなど全くないけれど、見学してきた病院の周辺には「医療」しかなかった。ように思う。見る人が見れば本当に(研修病院として)すばらしい病院で、症例数は豊富、先生方は教育熱心で病院敷地内に住居も整備されている。給与も都内に比べて明らかに良いし、周囲にこれといった遊び場があるわけでなし「医療」意外に目移りすることも少いだろう。自らの職務に専念する、職業訓練に没頭する上でこれ以上の環境はないのかもしれないけれど、でも、残念ながらそういう「正論」こそが僕にとっては東京の「毒」とは違ってやはり文字通りの意味で毒でしかないみたいだ。


将来的にどうなるかわからないけれど、今はもうしばらくは東京にいたい。心をすり減らす「毒」の中に身を置きながら、様々な刺激を浴び続けていきたい。周りからしたらバカみたいな話なのかもしれないけど、「東京に残る」がどうやら僕にとってマッチングの最優先課題(の一つ)になる。


残る大きな問題は「東京に残るには学力が足りない」これだ!マジ足りない。足りなすぎる。東京の(「それなり」と言われる)病院、ホント人気ありすぎですよー。頼みますよー。このままじゃ絶対にどこにも受からんからん。受からないお!(←ヤケクソのしょこたん風)
実際にマッチングの試験が始まるまであと1ヶ月、マッチングの試験が終わるまで約2ヶ月、その間は本気で勉強してみようかと思う。1ヶ月って冗談みたいに短い時間だけどやらないよりマシだろう。それに、ここにこうやって書いておけば少しはプレッシャーになるだろう。そんな打算にブログを利用してみた。これ書いている間に勉強しろって話もあるけど、まあ宣言としてね。エヘへ。


最後に、僕の勉強を妨げる要因。

〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性

〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性

これ、最高。まだ読み途中だけど、2章のラストを読みながら一人泣いた。本当に涙が出た。筆者の筆圧(ワープロ打ちだろうけど)に鬼気迫るものを感じてならない。早く読み終わらないとSTEPとかQBとかyear note(全部医学部の教科書と参考書です)に進めないよ!