帰路につく

真実を探す旅(昨日のエントリid:shoshoshosho:20070112:p1参照)から帰還した。長い旅だった。そうだな、あこがれや欲望や言いのがれや、恋人や友達や別れや、台風や裏切りや唇やできごころや 、ワイセツやぼろもうけの罠に出会った。何せ半人前が一丁前だからな、エヘヘ。
結論はいたってシンプル。考えてみたら4月からの研修先に小西真奈美がいない可能性はゼロではないから、その可能性を信じて今はただ自分のやるべきことを一心に行い、目の前の道を黙々と進むしかないのだ。つまり、国家試験に向けた勉強や、もし小西真奈美がいたとして彼女を何と呼べばいいか、そして何と呼ばれたいのかを考えることなどを地道に続けるしかないのだ。努力の上に明星が光るのだ。我ながら現実を見据えた素晴らしい解答だと自賛したい。


最悪もし小西真奈美が来年度からの同僚にいなかったとして、そこから先はこちらの心の持ちよう一つだ。すなわち「この人が俺の小西真奈美だ」と考えるのは自由なわけで、同期の桜であり就職先も一緒であるAくん(仮名)をコニタンと思いこめば何とかなるに違いないのだ。Aくんの「ぐ・び・な・ま!」が今から楽しみでしかたない。*1
さらに言えば、いる。目の前には間違いなくきらきらした研修医さんはいる、と信じ込むことで全てが解決するはずだ。もし眼前に小西さんちのお嬢さんがいなかったとして、それはラカン的に言えば「現実界には紛れもない小西真奈美がいるのだが、私を取り囲む象徴界の作用に不備が生じた結果、私にとっての現実すなわち私の想像界にはそれが違った人に映るに過ぎない」、有り体に言えば「俺のメガネが曇っている」と思いこめば良いだろう。ちなみにラカンさんの言っていることは何一つ理解していない。何度読んでも何一つわからない。

*1:Aよ、勝手に書き散らかしてごめん…。