さくら水産、そしてさくらの咲く里

おどろくばかりに見るべきポイントに欠ける当ブログを定期的に読んでくれているという、なんというか、奇特を通り越して脳の危篤な方が世の中にはいらっしゃるらしく、そんな御仁が私の出身大学の大学病院で研修医をしていらっしゃる。ということで夜に一席。媒酌人であるE口、先日めでたく結婚しいまや「旦那」の立場にあるutchy、IBSの権威ぐっさん、おもらしする獣医の博士課程の人というコンセプトの全く見えてこないメンバーで飲み会。世界中のどんなお世辞をあつめても「こきたない」くらいの評価が関の山、そんな愛すべきさくら水産にて宴はしめやかにとりおこなわれた。


道ばたで拉致され気が付けば二次会ということになっており、私に拒否権はなく(なぜなら言い出しっぺだから)、本郷の聖地は白木屋ビルでビールを傾けた。ここには、いつ訪れても必ずいる、地縛霊のような店員さんが一人いらっしゃり、またチャーミングなうら若き女性ということもあって、番町更屋敷をにおわせる。桜が咲きそうなとてもうつくしい名前をお持ちの方で、気が付けばジョッキが1杯、2杯、と進んでいくあたりにも番町更屋敷の風情がただよう。


ああ、楽しい飲み屋が多いなあ。ありがとう本郷の飲み屋たち。