消化器

終わった。スーパーローテはじめの科、つまり僕のお医者さんキャリアはじめの一歩である消化器内科での研修が今日をもって終了してしまった。1ヶ月半という期間は何かを身につけるにはあまりに短すぎ、この科で学んだことと言えば採血のやり方とルート(点滴)入れ、そして「息子さん」と「ブスコパン」は音が似ているということくらいか。内視鏡検査のたび点滴に患者さんの息子さんを1アンプル入れようとしては、慌てて間違いに気付く日々だった。入れ口がせますぎ、息子さんが点滴のラインにおさまることはめったになかった。
指示簿(看護師さんへのお願い帳)の書き方もようやくながら少しだけつかめてきた。「明日から○○さんは宇崎流動食」と書くチャンスをうかがっていたのだけれど、ついぞその機会に恵まれなかった。明日からの呼吸器内科に期待したい。


今まで内科になんてほっとんど興味がなかったけれど消化器内科は楽しかったな。東4北のすばらしい先生方とホント雰囲気のすてきな看護師さんたち、その他みな様、心からありがとうございました。将来立派なアルコール性肝障害を抱えて戻ってきたいと思います。その時はまたお世話になります。