日本酒最高

五月祭。農学部でやってる日本酒試飲会。
午前中から日本酒を飲みまくってきた。幸せすぎました。おっきい卵焼きを焼いて森のみんなで食べるくらい幸せでした。主を呼べい!!(雄山風)ってなるくらい美味しいのばっかりでした。
メモ代わりに好きだったお酒をメモっておこう、そうしよう。
tsussyが勧めてくれた「太平山 津月」ってのがほんと美味しかった。主を呼べい!!
「木火土金水 いも」って焼酎もよかった。いもの味ってかでんぷんの味がちゃんんとする芋焼酎。みんな「芋焼酎はジャガイモを生でかじった味がする」って言っても全然分かってくれないの。普通小学生の頃ジャガイモかじったりしない?
「獺祭」はいつも通りに優しくってあったかい味だった。「かわうそのお祭り」っていう名前もいいし、くだものみたいに甘いにおいがして、何となく宮沢賢治の『やまなし』を思い出すお酒。クラムボンがかぷかぷ笑うのだ。山口県の酒だし別に『やまなし』にかわうそ出てこないけど、まあ何となく浮かぶんですよ何となく。
「岩の井 山廃吟醸」もすてきな味だった。


うーん、甘いやつばっか。子供舌。わさび苦手。
正直、「辛口」「切れ味」の存在意義すら分かりません。甘くていいにおいがして、って方が美味いじゃん、ご飯には合わないけど。
あと、アルコール足して飲み口が良いとか切れがよくなるとか飲みやすくなるとか言ってるのは意味が分からない通り越してアホだと思うんですがどうでしょうか。主を呼べい!!
飲み過ぎて、用事を済ませた後で4時くらいから7時くらいは寝てた。


あーあと菊地成孔の東大講義録買った。
去年、病理のスケッチを手抜きし倒して足繁く駒場に通ってモグった授業。ノートと照らし合わせながら読むとなお面白い。
菊地成孔のお喋りってのはこの上無く魅力的で、「本当かどうか」なんてどうでもよくなっちゃう。魅力的な語りに真偽を問うのは無粋だし、真偽が定かでなくても説得力のあるお話なんて世の中にたくさんあるし。
あと、お喋りだけじゃなくて、この人の書く文章も好きだ。「内容どうこうじゃなくてただ字面を追いかけるだけで楽しい」っていう喜びがある。思いっきり大雑把に言うと、町田康舞城王太郎も「その人の文章を読んでりゃそれだけで楽しい」っていう点では一致する。中身は全然違うけど。