それにしても高3の授業(バイト)の無い火曜日ってのは何てすばらしいんだろう!

次の日から家族旅行があるから厚木に帰った。駅に着いてからバスの時間までちょっと時間があったので街をぶらぶら。やっぱ厚木は最高の街だった。


本郷で一人暮らしを始めてそろそろ3年が過ぎようとしている。まだ厚木に住んでいたあの頃の僕と今の僕はずいぶんと考え方や感じ方、ものの見方や見え方が違っていて、そのせいなのか厚木はあの頃とずいぶん様子を変えてしまったように見える。
そもそも市街地に並んでるお店がポツポツ変わってるってのは大きい(ディスクユニオンが「かまどか」になってのは驚いた!思い出のお店だったのに)。ただやっぱり、昔から変わらないお店も多い中で、街の風景はそんなに変わっていない中で、目に付く看板が変わったり(飲み屋がいっぱい目に付くようになっちゃった…)、昔は普通だと思っていたものがすごくイケてないものなんだって気づいたり、まあ何というか見る側の問題で厚木が姿を変えたのですな。今までも同じように視界に入っていたはずなのに、全然意識というか注目していなかった景色たち。どうやら厚木はまだまだ発見に満ちている。僕が死ぬまで発見は続く!いい街だ、厚木。
もちろん変わってない(変わったように見えない)場所もいっぱいあって、駅からバスセンターに続く地下道なんて相変わらずも相変わらず。微妙な明るさの蛍光灯に照らされて、浮浪者が寝ていて、ダンスやってる人たちがラジカセ持ち込んで踊ってて、で、エレベーター乗って地上に出るあの感じ。全てが懐かしくて、何千回って通ったはずのこの道がどうしようもなくいとおしくなって、アホみたいだけどちょっと涙ぐんでしまった。地下道で泣いた人はそういないんじゃないでしょうかねえ。いい街だ、厚木。


まあようわからんけど、変わって見えようが見えまいが厚木は厚木。
僕は厚木が大好きってことです。