フェチバトンだってさ

フェチバトン。フェチってそもそもがスペインポルトガルで発生した「護符(Fetico)」に対する熱烈な信仰(に準ずる熱狂)なわけだから、基本的には「事物そのもの」に対しての性的欲求でなくてはいけないと思うんだけど、ここは一つ拡大解釈で。平たく言えば、世の中はどうだか知らないけど俺はこれが好きなんだよ!を、「もの」に限らず書き殴りたいと思います。つまり、しぐさとか振る舞いについ目がいっちゃう、そういうことを書きたいそんな午前5時、見上げたらモーニングムーン。別に今、午前5時じゃないけど。

★Q1★ あなたは何フェチ?

その人のちょっと変な所、ダメな所フェチ。
日頃はかわいくしているんだけどご飯を食べるときにご飯に夢中になって不細工になるとか、目一杯のおしゃれが何か変とか、思考回路が普通から微妙にずれてるとか、そういうところがある人を見ると、たまらなくかわいいと思う。
飲み会で記憶を失うまで飲むとか、顔がぐしゃぐしゃになるくらい全力で笑うとか、自分がみっともなくなることを恐れない(意識しない)人とかも好きです。すごくちゃんとしたカッコしてるのに、小腹が空いて電車の中でおにぎり食べちゃう女の人、なんてのも好きです。終わりゆく夏を惜しんだ例だと、変な日焼けのあとがついちゃってるとかもそんな感じ。

★Q2★ 異性を見る時、まず何処を見る?

顔!目とか鼻とかそういうことじゃなくて(目の占める割合が一番大きいけど)、まずとにかく「トータル顔」が好みの人。が好き。そりゃ顔でしょ。顔がよければ何してもいい。
といいつつ、その人固有の変なところを探しちゃう。美人とかかわいさを台無しにするような。Q1に書いたようなこととか、目つきが鋭すぎて逆に面白いとか、言葉の選択がどこかおかしいとか。


あと、振る舞いや言動が「女王様」っぽい人が好きだな。超然としてて、僕に対して「お前はここがダメだ!」って注文ばっかつけてくるタイプの人。もしくは憎まれ口ばっかりたたくタイプの人。
逆に、自分のことをきちんと褒めたり励ましたりする人はどうも苦手だ。そう言う人って、概しての話でだけど、「人を褒めることが実は悪にもなり得る」ってことを自覚していない人が多いと思う。「褒めてるのに何でイヤな顔をするの?」みたいな。褒められた側が申し訳ない気持ちになるだなんて、想像もつかないんだろう。
褒められることで「褒めプレッシャー」を感じてつらくなるのです。憎まれ口くらいが丁度いい湯加減なのに、ババンババンバンバンなのに、ほめられるとお風呂追い焚きされて熱っ!ってなっちゃうわけです。ほめられると五右衛門風呂、そんな思いをする人がいるってことを分かっておくれ!

★Q3★ 最近プッシュ出来る部位

ない!

★Q4★ 異性の好きな部位5つ

僕は「部位」が好きなんじゃなくて、「ダメさ」「変わってるところ」が好きなんですな。美点に隠れた「ダメさ」「変わってるところ」を見つけたその瞬間が一番嬉しいわけで、はっきり言って、(フェチという観点から言えばだけど)パーツなんてどうでもいい。やっぱ語義通りの意味での「フェチ」は無いのかもしれない。

★Q5★ フェチを感じる衣装は?

普通は起こりえない、ありえないようなカッコ、もしくは、普段のその人からは想像もつかない格好を見ると嬉しくなる。うーんと、ユニフォーム(職業固有の各種制服)を着てる時はピシッとしてるのに私服が妙にださいとかそういうの。衣装じゃないけど、「どう考えても前髪切り過ぎちゃってるだろ」みたいのも良い。
あと、浴衣と振り袖が好きだ。あ、ひらひらしたスカートも好きだ。でもこれって「着てる人がかわいく見える」ってだけで、浴衣それ自体、スカートそれ自体が好きなわけじゃないから、やっぱり「フェチ」じゃないな。


んな感じでおしまい!