人類の好物なんだからしょうがない

メンチカツ食べた。この前に食べたのが3月22日(id:shoshoshosho:20050322)だから、7ヶ月ぶりに食べたってことだな。また「かつくら」だったわけで、みそ汁とご飯がうまいのも良いです。にしてもいやー、美味い、美味すぎる。資生堂のCM風に言うなら「ウマい、このメンチカツはウマすぎる!」ってことになる。
僕は美味すぎるメニューは中毒になりそうな味がして怖いからあんまり食べないようにしてるんだけど、メンチカツと鶏の唐揚げがまさにそれ。油の味。と肉のうま味。程よい塩分。が混ざり合ってハーモニー奏でる、とにかくあの系統の味がやばい。美味しすぎて脳が溶けちゃいそうになるから一度食べたらしばしの別れ、涙と唾を飲み込んで会えない時期が愛を育てるとテーブルを後にする。ふり返らない。涙は拭かない。コンビーフとか、飲み屋仕様で作った味濃い目でスパム入ってるゴーヤチャンプルとかも同じ系統。生理的なレベルで、食べてるとそれだけで本当に幸せになる味。それでご飯があったりしたらもう!ああ!
油、タンパク質、塩分。それにセットで炭水化物。そういうものの味を美味しいと感じる人たちが厳しい食糧事情の中にあって適応的だったということなのです。私たちはその末裔だからそういうものを本能的に求めるのだし、こんなに好き勝手に食べ物が食べられるなんて人類史上未曾有の経験なのです。とか言われたら是も非もなく、ただ信じざるを得ない。とにかく美味い。串揚げ、フライドポテト、ポテトチップス、チョコレート、生クリーム、マヨネーズ。字面からして美味い。胃もたれ何するものぞ。こういう食べ物ってホントこわいわー。
まあ、僕のメンチカツ好きには生物学的根拠があるってことですな。うーん、何て医学的な発想!見上げるほどに高くのぞき込むほどに深い見識!いやー、自分すごい。前からすごいとは思ってたけどまさかここまでとは。賢すぎるのも罪だな。あー医学を学んでてよかった。ご褒美に明日もメンチカツを食べようと思う。