昼寝

昨日の日記(id:shoshoshosho:2051208)での予告通り、暇な午後には映画見に行こうと。試問を終えて(すばらしい試問だった)、昼飯くって家に帰ってきたのが13時半。ちょっと家事作業やって14時。
今日は時間に余裕があるし「三丁目の夕日」と「そして、ひと粒のひかり」の2本立てで臨もうと思っていたものの、最近あんまり寝られてなくてちょっと眠かったから30分だけ昼寝しようと目覚ましかけて携帯もなるようにして昼寝の始まり!
とまあこんな風に書けば先は読めまくりだと思われるけどはいはい、ご多分に漏れずめちゃくちゃ寝ちゃったわけだと。起きたら17時半だもの、って3時間半も寝とる!
もごもご起き出して「そして、ひと粒のひかり」だけ見てきた。きれいで雰囲気よくて、アミューズCQNっていい映画館ですね。とか思いながら、貧困に彩られた、とあるコロンビア人少女の愛情の物語。
お金が無くて将来もなくて生まれてくる子供に与えてやれるものなんて何もなくて、それでも前を向いて進もうとする。若干17才のそんな少女のマリアのドラマを固唾を飲んで見守っている僕は、エアコンの効いた映画館の座り心地の良い椅子でアイスコーヒー飲んでいた。スクリーンの向こう側でもがくマリアに同情するし彼女を心から応援するけど、やっぱ自分は今の生活を手放す気なんて毛頭無いなあ、自分の生活が裕福である方が彼女の貧困よりも大切だなあ、とか思ってるくせに、心のどこかできちんと、弱者がますます搾取されていく社会の構造に怒りや悲しみを覚えていた。自分のみにくい気持ちがよくわかったけど、それを変えようとも思っていない自分に嫌悪した。でもそういう自分の方が信頼できるよなあとも思った。