面白いってなんてかっこわるいことなんだろう

持って生まれた絶対量に差こそあれ、概して人間は「足るを知る」と面白くなくなる生き物、ホモ・足るを知ると面白くナクナリスだと思う。周囲に自身の価値/重要性を認められ「満足」を得るにつけ、面白いことを言って周りに気に入られてやろう!という下品な打算の必要がなくなるにつけ、人はどんどんと面白いことを考えないようになっていく。*1


例えば小さな頃から親からのまっすぐな愛情をまっすぐに受け、たくさんほめられて(そしてたくさんほめて)育ってきた人。誰かと付き合うことがまだ上流階級にのみ許された娯楽だった中学生の頃から既に、べらぼうにモテた人(ex ものすごく運動ができる/とにかくかわいい)。大人になり会社でそれなりの地位を得、放っておいても周囲がほめそやしてくれる人。
面白いの基準は人それぞれだろうけれど、僕から見るにそういう「周りから気に入られた/認められた人」といか人生のどこかしらの段階で「満たされてしまった人」が面白かったためしはとんとない。ビックリするくらいにない。
お前ら、つまんないから全員ファックだ!本当は、うらやましいから全員ファックだ!


まあ、既に満たされている人間がその上面白かったりしたら、お前モテてる上に面白いのか!死ね!と、タイばりのクーデターを起こさなければならないからこれで丁度よいのかもしれない。←時事ネタを巧みに盛り込むなんてshoshoshoshoさんは面白いネ!ね!ね!?お願いだから、ほら、ね?お金あげるから、ね?


満たされたい…。

*1:あ、ちなみに、ここで言う「面白い」は「笑える」って意味であって、「クリエイティブな発想」とかそういうことではないのでご了承ください。(かなり話は似通うような印象はあるけれど)