病院の向かいに寮がある

部屋の片づけがあらかた終わった。ダンボールに埋もれていた床はようやくその全貌をあらわにした。水アカがつまらせ狭心症みたいなことになっていた配水管もなんとか開通の目を見た。スピーカーもつながれ部屋には音楽があふれた。まだダイニングバーが整備されていないがこれはおいおいの課題としておこう。まず「ダイニングバー」って一体なんなのか。そのあたりから調べ始めないといけないのがホネだ。


そうだ、今日はサービスって何だろう、という講義を看護師さんたちと一日受けた。人間関係の心理面からあれこれと迫る講義で、座学だけでなく実習も盛りだくさん、めちゃくちゃ面白かった。「ストローク」という互いに認め尊敬し合う人間関係の重要性をまなんだ。「ストローク」には何か「ローストポーク」めいた響きがあって好感が持てた。
お辞儀の練習をした。アリガトウゴザイマシター!敬礼の背中は30度だ。ローストポーク!最敬礼は45度だ。これから我が市の誇るダイニングバー(使い方不明)、駅前は「はなの舞」で店員さんの角度を測りたおしてくる。親睦会の看護師さんたちには90度で土下座をしてこようと思う。