1日目

小谷美紗子のすばらしさを何にたとえようか考えたときに真っ先に浮かぶのはサーヤ、そして伊藤みどり。共にルックス面における圧倒的なハンディキャップトパーソンでありながら方や気品、方や演舞の美しさでムリヤリにその「ハンデ」をなかったことにしてしまう、その暴力的なまでの育ちの良さ/才能/努力。不美人、いやさど真ん中ストレートに「不細工」という荒野に咲いた奇跡の花一輪。それに似た狂おしいまでのパワーを彼女からは感じるのです。我ながら悪口としか思えないようなことを言っているけれど、これは本気で賞賛のことばです。


それにしても、往き道の深夜バスが寒すぎてびっくりするくらい眠れず。みんな、深夜バスでは上着を忘れずに。

観たもの

渋さ知らズオーケストラ
赤犬(通りすがったときのリハがあまりによかったのでこっちへ移動)
小谷美紗子
中孝介(昼寝しなががら)
GOMA & JUNGLE RHYTHM SECTION1(これはきもちよかった!)
つじあやの(これでアヴァロン3つ目)
RAILROAD EARTH(を遠巻きに聞きながら本格的な昼寝)
ELANA JAMES AND HOT CLUB OF COWTOWN(アヴァロン4個目。すっごいよかった!)
MUSE(これはアゴが割れてた!)
FOUNTAINS OF WAYNE(感涙)
GROOVE ARMADA(の前に5分だけYO LA TENGO観た)
RATATAT(これすごい!)
DJ CHERNOBYL
TIM DELUXE
SHINICHI OSAWA(MONDO GROSSO
THA BLUE HERB(気が付けば立ちながら寝てたので宿へ)

今日のベスト

RATATAT
会場に入る前にビールを買った屋台でかかっているのが気になってRED MARQUEEへ向かいただ座ってぼんやりと観ていただけのに、気が付けば夢中になって音のなる方に進んでいた。夢をみているみたいだった。
http://www.myspace.com/ratatatmusic


今日のひとこま

フジに一度でも行ったことのある人ならわかるだろうけれど写真の通り。初日の晴れ具合はまさに奇跡だった。

鼻先は熱傷1度に達し、2日目は鼻先からあふれる「変な汁」でつねに鼻がガビガビしていたのだった。手塚漫画で言うところの「我王」の心もちだった。


祭りの後のグリーンステージ。明日もよろしく。