エンデ


じゃあ一時間だけ。


この言葉に何度泣かされてきたのだろう。21時まで飲んでちゃっと切り上げようぜシェケナベイベー!の誓いむなしく今日も今日とて気が付けばツイスト・アンド・シャウトな23時半。江戸ナイツ番外編はアンコールを5回重ねた先日のソウル・フラワー・ユニオンのライブ以上にサービス精神に満ちていたのだった。全くもっていい迷惑だよ!←今更のやっくん風。
いる。僕の頭の中に時間泥棒がいる。モモ、僕の時間を取り戻して、モモ!と言いつつ飲んであれこれのひとときって最高に幸せでかけがいないものなのだから仕方ないのだろう。もし時間銀行があるとして飲み屋でくだを巻いた時間の利子なんてマイナスに決まっているけれど、それでも僕はそこに貯蓄を続けたい。損に決まっている債券を購入する無駄こそを大切にしたい。負の担保一つない人生なんてまっぴらごめんだぜ。パンパンスッパパン!←名前わかんねえ。


じゃあ一時間だけ。


一生そう言っていたい。いつだってそう言えるよう、がんばって生きていたい。やば、酔っぱらいのくせに俺かっこいい。惚れそうだ。惚れられそうだ。本当は最高のメンバー(時代のエド、M岡、T田)と飲んでいる時間が楽しすぎて耳鼻科の勉強なんてどうでもよくなってしまっただけなのだけれど、それは定期預金に入れた話だから誰にも内緒だ。パンパンスッパパン!←思い出した、アクセルホッパーだ。

モモは犬や猫にも、コオロギやヒキガエルにも、
いやそればかりか雨や、木々にざわめく風にまで、耳をかたむけました。
するとどんなものでも、それぞれのことばでモモに話しかけてくるのです。


酔っぱらいだって、それぞれのことばでモモに話しかけるのではないかな。モモに耳さえかたむけてもらえれば。
お休みなさい。