ジャイプール(JAYPUR)その1

朝一番でデリーを発ち車に揺られること5時間、ジャイプールという街に。ホテルで供された朝食が「アルミホイルに包まれた食パン4枚」であったことも何かを予感させる。宗教的な儀礼か何かなのだろうか。


シティ・パレス(現存するマハラジャのお城)を見学した後、ホテルに荷物を置き夕方〜夕暮れどきの街を散策する。ガイドさんは危ないからホテルにいた方が良いと言っていた記憶もあるが無論気にしない。観光地より街並みだろう街並み。



写真ではそう見えないけれど、とにかく汚かったなー。ゴミ捨て場なんてあってなきが如し、みなが生ゴミ不燃ゴミを道ばたに平気で捨てる。牛や犬の糞尿はそこら中に垂れ流しアンド放置。というか人間(♂)も立ちションしまくり。任意の5秒に一度は立ちションを見た気がする。私も日本では立ちション文化に相当の貢献をしている自負があったがその脆弱な自信は粉々に砕かれた。井の中の蛙だった。彼らにかかれば地球なんてちょっと広めのトイレだ。
男の子も女の子も小さな子供たちは下着を着けずにドロだらけで遊んでいた。道を歩くたびにジャポニー、ジャポニーとお金をねだってくる。5才くらいの汚いなりをした子供が栄養状態の悪そうな乳児を抱えて迫り、これにはさすがに心を動かさずにはいられない。


日が暮れたのでビールを買って宿へ。夕飯に食べたチキン・マサラが心から激うマサラだった。というかこの国のカレーは全て美味い。ふるさとの味がする。ごめん、しない。MTVではナマステ・ロンドン(Namastey London)とかいう映画の曲が素敵だった。
http://erosentertainment.com/namasteylondon/


それではまた明日。