結婚しました〜

なんちゃって(>ε<)
misaから回ってきた、受け取った人は必ずタイトルを「結婚しました」にして答えなくちゃいけない結婚バトンでしたww びっくりした??ww それじゃあさっそくバトンやりま〜す☆ちょっと恥ずかしい質問多いな^^);(って言っても、misaにはほとんど話したことあるよね〜♪(笑))


ファック!まずはmisaが道ばたでつっかかる場所もないのにいつも転ぶ病気にかかれ、そのあと知らない間に帳簿のミスが起こって、アユミ(上のバトン受けた人)はなぜかいつまでも結婚できない戸籍状況になれ!


告白しよう、これがナイフみたいに尖っていた昨日までの私だ。


結婚したらしいよ。宮崎あおいが。
昨晩は金曜日。一週間の労をねぎらい合うべく同僚たちとさかずきを酌み交わす宵の口、耳に飛び込んできたよもやのできごと。宮崎あおいが結婚したらしいよ。まさか、まさか。「マジで?!仮屋崎省吾の聞き間違いじゃないの?「iyazaki」のあたりとか音が相当似てるしさあ」「いやいや、んなわけねーだろ」わたしの抵抗もむなしく、やはり宮崎あおいが結婚したのだと冷静に告げる同僚。つつみかくさぬガン告知が必ずしも人を幸福にしないことを彼は知らないに違いない。


バトンではないだろうか、「結婚したとみせかけてバトンでした〜」ではないのだろうか。日頃はタイトルを見るにつけ犯罪に走りださんばかりの、教会の屋根をつきやぶる勢いでこみ上げ来る、そんな破壊衝動に飲み込まれそうになる私だが今日ばかりは結婚バトンにすがりたい気持ちでいっぱいだ。だまされたー(><)アユミ本当に結婚するのかとおもっちゃったよ★ バトン受け取りました〜。またカフェめぐりしようねww。このくらいのコメントをかるがるとやってのける気概が今の私にはある。



好きな芸能人の結婚もしくは付き合っている報道はいつだって大きなとまどいと困惑をあたえくる。ショックとも違う。怒りや悲しみとも違う。好きなあの人が他の誰かを好きと知ったときの、自身がひとかたまりの巨大な心臓になったかのようなドクンドクンとも、地球の重力がいっとき増したと感ずる錯覚とも違う。それは「好きな芸能人が結婚もしくは誰かと付き合っていると知ったときの感情」としか言いようのない心もちだ。自分の人生や価値観になんら影響を与えないたぐいの、しかし「え、マジで?!」が思わず飛び出してしまうたぐいの心象風景。この感情はいったいどこから湧いてくるのか、不思議なものだ。


それにしてもこれはしかし事件だろう。革命でもおきなければバランスのとれないビッグニュースだ。日本には未だ市民革命がおとずれていないとするならば、にもかかわらず日本がナショナリズムについて処女性をすでに失っているとするならば、これは一つの好機と呼べる。いまこそ群衆は立ち上がり、蜂起し、謳い、染め上げねばならない。革命のひぶたはきっておとされた。宮崎あおいのかかげる婚姻届はドラクロワの絵のように私たちを導く。いったいどこへ導くのかは私自身よくわかっていない。