下の句

パーマかけたんすよ、この前。ツイストって言うの?スパイラルって言うの?よくわかんないけど、髪がちりちりしてるんですよ。まあ仕上がり具合のことはひとまずおいておくとして、これは困った!何が困ったって部屋で抜けた髪の毛が全部シモーヌに見えるっていう。上の毛なのに下の毛!「峠」みたいな上下感に部屋が汚染されていってるヨ!あ、シモーヌっての関東一円の病院内で極めて一般的に用いられる「下の毛」の符帳のことです。嘘です。


さあさて大変だ。一大事だ。
みんなも容易に想像できると思うけど、部屋の中に毛が落ちるのはしょうがないとしてそれを「あー髪の毛が落ちてるな」と思うか「あちゃー下の毛が落ちてるな」と思うか。この違いはでかいよね。でかすぎるよね。髪の毛は「あー」で済むけど下の毛には「あちゃー」が発生するもの、どう考えても。
じゅうたんをコロコロするやつあんじゃん、あれにくっついてくるのが片っ端から全部が全部シモーヌ然としたなルックスをしてるわけですよ。コロコロー、シモシモー。コロコロー、シモシモーってなるんすよ!今や我が家はシモーヌパラダイスです。コロコロするたび、あまりの恐怖に顔が楳図かずおのマンガみたくなります、ガビーン!!!!!って。あな相当な難病にかかってしまいました。しかも効果はパーマネント、って永久ってことじゃん!助けてください、助けてください!
とか書いて思ったんだけど、平井堅の家のシモーヌ密度(単位面積あたりの下の毛(に見える毛)の本数)は相当高そうだよね。瞳をとじてシモーヌを描くよ。それだけで、イイ!


あーワープロ打ってる間にもまた頭の上から下の句が降りてきた。一首詠めってか?バカ言ってんじゃないよ!お願いだから誰か、いかした解決法を教えてください。